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NEO HIMEISM※大々的にネタバレあり。本編読了後閲覧推奨。一部R18 。それぞれのカテゴリ(長編・中編・短編)内時系列。
last updated 19.3.11 《長編》『三銃士の誓いよ永遠に』
【あらすじ】
秋二入楼以前のお話。章介視点。
かつて信と章介は一樹という友人と共に環について修業をしていた。明るく社交的で、信と同じく〝引っ込み禿″だった彼は常に3人の中心だった。信が嫌悪感に耐えられずなかなか客を取れないのに対し、彼は一本立ち後わずか半年余りで最高位である〝呼び出し″にまで出世する。そのことに飽き足らず、さらに上を目指そうとする野心的な彼をしかし不幸が見舞う。そのとき、信がとった解決方法は……。
【CP】
なし。熱~い友情のお話。
【もくじ】
第1章 出会い第2章 水揚げ第3章 異変第4章 献身(
R15 露骨な表現あり)
第5章 説得第6章 事件第7章 蟻地獄第8章 信の決断 ・完・
《中編》『兆し』【あらすじ】
水揚げ直後に信はある客に気に入られ、馴染みにせざるをえなくなる。その相手は、業界で有名な〝王子″小岩雅貴だった。品、教養、容姿、若さ、寝所での振る舞い、それに懐と六拍子揃った彼を理想の客と見なす仲間は多かったが、信はそうは思えなかった。友人に顔がそっくりだった上、他人の領域に易々入る能力を持っているやっかいな相手だったからだ。しかし拒否することもできずに相手をしていた矢先に思いがけない事態となる。一方、苦楽を共にしてきた親友、湯田一樹との間にも新たな問題が発生していた...
【CP】
-品と教養のある上客、〝王子″(男)X主人公
【もくじ】
1.客引きのイロハ(
R18、モブとの絡み<最後まで>あり) ※18.7.21加筆修正
2.友情のイロハ(
R15)
3.客あしらいのイロハ ・完・.
『温泉に行こう!』【あらすじ】
大見世、白銀楼の売れっ妓の傾城、紫蘭には天敵がいた。菊野である。紫蘭とは違い、〝引っ込み禿″だった彼は特権階級だった。彼はロクに客を取らなくても、逆に同僚の客を盗っても許されていた。地道に自分の地位を築いてきた紫蘭にとって、それは許せないことだった。それでどうしても好きになれずにことあるごと嫌がらせをしていた相手に、彼はある日とんでもない狼藉を働かれる。憤慨した紫蘭はそんな相手に、年末の温泉旅行で一矢報いようとするが……。
紫蘭(津田)視点のお話。
【もくじ】
ドロドロ(
R15)
キラキラ ・完・
『Parallel Lines』【あらすじ】
あるとき、一樹、信、章介の3人は共に寝所にあげられることになる。しかし慌てふためいたのは章介だけで、既に共上げの経験があった残りの2人は涼しい顔でこなしていた。そんな折に一樹は、先輩傾城から、かつて長らく白銀楼の〝顔″だった翡翠という色子を襲った悲劇を聞かされ、友とは何か、仲間とは何か、を考えるようになってゆく・・・・・・。
主に一樹視点。
【もくじ】
友のために共上げ(
R18 モブX章介 一樹X信 の絡みあり)
〝仲間″ ・完・
『色と光をもたらす者』【あらすじ】
白銀楼の売れっ子傾城、珠生はある日、後輩のとんでもない秘密を知ってしまう。そのとき彼がとった行動は・・・・・・?
【CP】
菊野 X 珠生
【もくじ】
露見色と光をもたらす者(
R18)
・完・
これよりルート分岐。各ルート共通のエピソードの場合【共通】と表記。
『金城鉄壁より強き・・・』【秋二ルート】【あらすじ】
ある春の日、信と章介は共上げされることになる。しかし手加減をしたものの、予想以上にウブな親友の不興を買ってしまった信は相手から最も堪えるお仕置きを受けるハメになる・・・。
信視点→章介視点→信視点。
【CP】
信 X 章介
【もくじ】
前編中編(
R18 信X章介 の性描写あり<途中まで>)
後編 ・完・
『金城鉄壁より強き・・・』【章介ルート】【あらすじ】
ある春の日、信と章介は共上げされることになる。これまでの経験から友人や同僚を絶対に抱かないと決めていた信は女役を引き受けるが、それが思わぬ展開を呼び・・・。
【CP】
章介 X 信
【もくじ】
1話2話(
R18)
3話4話 ・完・
『復讐するは我にあり』【秋二ルート】【あらすじ】
信はある日、入楼当初から苦手意識がある相手、鷹谷とその取り巻きたちに風呂場で囲まれてしまう。彼は救いの手が差し伸べられることを願うが・・・・・・。
【CP】
モブ複数人 X 信
【もくじ】
1 (
R18 暴力描写、無理やり表現あり)
2 (
同上)
3 ・完・
『それでも、生きてゆく』【秋二ルート】【あらすじ】
鷹谷たちに傷つけられながらも彼らが河岸送りになったことに動揺した信は彼らのもとを訪ねる。そして、手を差し伸べようとするが・・・。
【CP】
なし
【もくじ】
前編(
自死、性暴力への言及、軽度の暴力表現あり)
後編
『解けぬ氷を描く画家』【共通】【あらすじ】
白銀楼で菊野に次ぐ売れっ妓といわれる〝氷の瑠璃″の美しさに魅了された絵画教室の講師、近江流はその比類なき美に触れるため足しげく白銀楼に通っていた。そんなある日、彼は敵娼からマブにしたいと言われ・・・・・・。
【もくじ】
1話2話3話4話(
R18)
・完・
《短編》『
青葉の季節』:信の高校時代の日常のある一コマ。
『
団結すれば吉』:件の客小岩雅貴との交流編第二弾。『兆し』より後のお話になります。
『
桜咲くころ』:
今年も白銀楼では盛大に〝花の宴″が執り行われていた。しかし一樹の心は浮かない――もうどんなことをしても、彼の疲弊しきった心はウンともスンともいわないのだった。そんな彼が必死で笑顔を張り付けて接客をしていると、親友が現れて――。一樹視点のお話。
『
寄席に行こう!』:
ある夏の日、信は一樹と寄席に行く。信は馴染み客の真打昇進祝いにかこつけて友人を誘ったが、本当は別の理由があった・・・・・・。
『
西の風・前編(
R15、女性との絡みあり)
後編(
R18、残酷な表現、道具使用、拘束、モブとの絡みあり)』:
馴染み客、森翔一郎は昔からその愉快犯的性格で信を散々悩ませてきた。今回もその〝お遊び″につき合わされた彼は高級クラブに連れて行かれ・・・・・。
【CP】
-信Xホステスの女性
-森X信
『
偽悪のススメ・前編 後編』:
白銀楼の二枚看板のうちのひとり、天野信の郭内での評判は最悪だった。彼は現在お職を争っている相手、椿の客を横取りして成り上がったらしい。しかし、信の禿の相澤秋二は、噂が本当なのか確信が持てずにいた。彼は真相を確かめようと信に話を聞くが・・・・・・。
これよりルート分岐。各ルート共通のエピソードの場合【共通】と表記。
『団結すれば吉2』【秋二ルート】:
ある日信は客に緊縛プレイをせがまれたらしい章介と亀甲縛りの練習をすることになる。困り果てていた相手を助けるつもりで付き合った信だったが次第に立場は逆転し・・・・・・。
『
紅葉狩りに行こう! 前編 後編』【秋二ルート】:
この年、章介は珍しく裏山での紅葉狩りを計画していた。既に客と日光で存分に紅葉を観賞した信ははじめ断るが、相手の乞うような目にほだされて結局行くことにする。そこで彼は一樹の足抜け以来心に秘めていたことを章介に打ち明けることになる・・・。
・
年表・
解題(本編・スピンオフ)※長さについては、長編=400字詰め原稿用紙200枚程度 中編=70枚程度 短編=それ未満 としています。随時加筆修正の予定。
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