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【  2017年12月  】 

23.過ちを犯した日

栄徳高校女子野球部! スピンオフ

2017.12.11 (Mon)

                                   ※R18  澤一樹がはじめて幼馴染みと一線を越えたのは、二〇六四年になって間もない、雪降るある日曜日のことだった。 澤はその日、球団をやめて方向性を見失い、既に地に落ちていた自尊心を、まるで人生の落後者でも見るかのような両親の冷たい眼差しにより、更にズタボロに傷付けられた最悪の状態で、サンライズ退団以来会っていなかった友人、榛...全文を読む

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22.消えゆくもの

栄徳高校女子野球部! スピンオフ

2017.12.11 (Mon)

 暗闇の中で、小笠原龍は奥歯をかみしめた。骨身に突き刺さるような寒さと、それに伴う疼痛に身を苛まれながら、彼女は天井の木目を睨みつけた。見慣れたその模様が、今ほど嫌悪感を誘ったことはいまだかつてなかった。天井だけではない。年季の入ったタンスも、大人四人が座るには小さすぎるコタツも、寒気が入り放題の薄っぺらい窓も、そしてそこに住む住人も、この家にある物、いるものすべてに吐き気がした。廊下をはさんで斜向...全文を読む

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21.守護神1

栄徳高校女子野球部! スピンオフ

2017.12.11 (Mon)

 「じゃ、京ちゃんの正捕手就任を祝って……かんぱーい!」 普段めったに高い声を出すことのない姉の音頭と共に、彼女と自分が中空に掲げたグラスが清涼な音を立ててぶつかった。石神京香は軽い眩暈を覚えながらビールを一気に半分まで空けた。 姉の性格を示すかのように卓上に整然と並べられた料理の数々から鼻腔をくすぐる良い香りが漂ってきているはずなのに、嗅覚がマヒしたかのごとく、京香はその香りを感じることができなかっ...全文を読む

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